電脳コイル

土曜日に一括リピート放送があったんで、再度見直してみた。
なんということでしょう、俺3話見逃してた。

この作品の面白さって、多分安心できるどきどき感:子供の世界での冒険、ってのと電脳gadgetにあるんだと思うんだが、グレッグ・イーガンみたいな突っ走った電脳世界とは違うのは、やっぱ日本人だからなのかな。微妙にアナログ部分が残っているインターフェイスなんかも作りこまれてていい感じだ。
ただ変に今っぽいというか、今の延長に見えるので、変に勘違いして評論するような人もでてきそうだが、これは電脳gadgetが出てくるおとぎ話だと思って見るのが精神衛生上よさげだ。考えると色々頭が痛くなってくるしな。
というかそういう見方をすると、攻殻機動隊ごっこをしている未来のおこちゃまたちだな。お年玉x年分とか、そういう細かい配慮というか、あくまで子供の領分なんだよ、っていうのがいい作品です。

横峰さくらの父

横峯良郎さん、民主党から出馬表明 小沢代表と会見 (asahi.com)

もうね、あきれるというか。まああの社民党の出っ歯を排出しちまった大阪の人間が文句を言うこともできないけど、いい加減みんな気づいてると思うんだけどな。
今更名前だけで国会議員を選ぶような人間はそれほどいないと思いたい。西川きよしの半分も働くように見えんもんな。

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ぐれんらがん

カミナが死んだ後の決着を見事につけたかな、シモン。女の子?にあれだけ全幅の信頼をされるなんて、うらやましい限りだ。見てるほうが恥ずかしくなるぐらい直球なアニメだの。

ガイナックスだから、ってかなり構えて見てたんだけど、実はそこまで見てる奴を置いてきぼりにしてないな。逆にあまりにも直球ど真ん中の勝負なんで、拍子抜けするぐらいだが、今は返ってこういうのがいいのかも。藤川の直球勝負みたいなの。

MODx

ドメインのTOPに何もないのも寂しいのでMODxを導入してみた。
とりあえず入れて、テーマをいじっただけ。今更インストール方法とか書いてもせん無いぐらいに簡単なのでそこいらは省略。
MODxの何がいいのか、というと無駄に自由度が高い、ということかな。その分管理側のスキルが問われるんで、そこが困るとこか。
snipetというPHPのガジェットを作成したり、どこかから落としてきたりして、色々変なもんを追加したりできるのがいいところだ。そいつとAjaxを組み合わせたりね。
問題は、最近つとにそういう方面から離れていたので、リハビリしないと全然作業のなんというんだ、こうTask管理というか、準備の仕方とかそういったもんが想像できん。
まあのんびりやるか。

ScribeFire

なんとなくFireFox+ScribeFireでblogをつけてみる試験。
この2週間ほど溜め込んだ録画アニメをだらーっと見ながら、スコッチのシングルモルトをロックで4杯ぐらいやってへろへろなまま、日記を書きなぐるだ。
途中中断とか色々やりながら、webで書き散らかしてもう10年以上になるんだなあ。某mof担とのメッセしてて言われたんだけど、自己顕示欲とかそんなんを超越して、ある意味俺の人格の8割ぐらいが本名ではなく、この「さまい」ってハンドルのほうで生きてる感じがするんだよな。あの初期のwebというか個人ページが乱立して相互リンクで成り立ってるような、オープンなんだかクローズなんだかわからない混沌とした世界を思うにつけ、まさにweb2.0みたいなもんは今あるのかもしれんが、根っこは大してかわってない。結局のところ文字面で判断するしかない世界だから、知識量がものをいう。情報をまとめる力も大事だよな。俺の場合は食い散らかして投げっぱなしになっちまってるんでどうしようもないんだけど。昔はここまで投げっぱなしでもなかったような。どうだったかな。
まあ、青臭い自分の過去ログはこっそりHDDの影にまだあったような気もするが、今更読み返すのもいやなので(webのどこかに残骸が転がってるかもしれんけど)触れないでいて欲しい。

さて、とりあえずアニメに戻ると、ひとひらがなんとなく面白い。ほんとになんとなくだけど。どこがいいの、とか言われると困るぐらいまだ漠然としてる。ただ毎回見てても困らないぐらいには面白い。青臭くてさ。学園物をこういう風に見るってのは、おっさんになった証拠なのかもしれんけど、なおさら若い人には楽しんでもらいたいってのもあるのよ。俺ができなかったことをやってほしいとか。

町も村もどんどん暗い部分がなくなって、いらんおせっかいがどんどん広まっていくにしたがって、わしらは冒険とか探検とか、自分を試すって方法がどんどんなくなっていって、なんというかほんとマニュアルがないと動けない、レシピがないと作れない、そういうのが多くて困る。まあ、俺に実害がないからどうでもいいんだけど。

今はほんとインターネット完備で、マニュアルとか体験談とかがんがん手に入るんで、最初の第一歩の楽しみがない反面、途中までの道のりは平坦で早い。苦労は買ってでもしろとはいうものの、しなくていい苦労はしないほうがいいに決まってる。人間楽なほうがいいもんな。でも、だからこそ人間関係の苦労だとか、自己表現の苦労ってのはマニュアルがほとんど存在しない、あってもうさんくさいのしかないから、敬遠する方向にあるんだろうなあ。

そんな中で、苦労してるあの高校生たちは可愛くてほほえましいのお、というのが見ている理由なのかな。青臭いのが返って今はいいんだよ、多分。

青臭さといえば、この間DVDが届いた時をかける少女。これもしぇーしゅんですよね。切り口がうまいというか。やーらかい光の加減とか、どきどきするような心の移ろいとか、丁寧で凄く好き。買ってから3回は見たから元はとったな。

酔っ払っているので思考があちこちとんでるけど、まあいいや。結局のところあれだ、青春してるのがうらやましいんですよ。モラトリアムなのは。

反逆者の月


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近所の本屋で見かけてつい購入。朝の通勤の電車の中で読み始めて、帰り、マクドによってそのまま最後まで読みきってしまった。すげえおもしれえ。

今風ペリーローダンというか。全体的にちりばめられてるテクノロジーのガジェットもそそるもんがあるし、わかりやすい人物関係も、主人公の成長っぷりもいい。スペオペっぽい大風呂敷も広げて、続刊の翻訳はまだかあ、という勢いの作品。単純で読みやすくて大変よろしい。

作者は、こういう作品としてはもうおなじみのデイヴィッド・ウェーバーです。紅の勇者オナー・ハリントンシリーズで有名のはず。ホーンブロワーシリーズ好きなら知ってるよね?