ScribeFire

なんとなくFireFox+ScribeFireでblogをつけてみる試験。
この2週間ほど溜め込んだ録画アニメをだらーっと見ながら、スコッチのシングルモルトをロックで4杯ぐらいやってへろへろなまま、日記を書きなぐるだ。
途中中断とか色々やりながら、webで書き散らかしてもう10年以上になるんだなあ。某mof担とのメッセしてて言われたんだけど、自己顕示欲とかそんなんを超越して、ある意味俺の人格の8割ぐらいが本名ではなく、この「さまい」ってハンドルのほうで生きてる感じがするんだよな。あの初期のwebというか個人ページが乱立して相互リンクで成り立ってるような、オープンなんだかクローズなんだかわからない混沌とした世界を思うにつけ、まさにweb2.0みたいなもんは今あるのかもしれんが、根っこは大してかわってない。結局のところ文字面で判断するしかない世界だから、知識量がものをいう。情報をまとめる力も大事だよな。俺の場合は食い散らかして投げっぱなしになっちまってるんでどうしようもないんだけど。昔はここまで投げっぱなしでもなかったような。どうだったかな。
まあ、青臭い自分の過去ログはこっそりHDDの影にまだあったような気もするが、今更読み返すのもいやなので(webのどこかに残骸が転がってるかもしれんけど)触れないでいて欲しい。

さて、とりあえずアニメに戻ると、ひとひらがなんとなく面白い。ほんとになんとなくだけど。どこがいいの、とか言われると困るぐらいまだ漠然としてる。ただ毎回見てても困らないぐらいには面白い。青臭くてさ。学園物をこういう風に見るってのは、おっさんになった証拠なのかもしれんけど、なおさら若い人には楽しんでもらいたいってのもあるのよ。俺ができなかったことをやってほしいとか。

町も村もどんどん暗い部分がなくなって、いらんおせっかいがどんどん広まっていくにしたがって、わしらは冒険とか探検とか、自分を試すって方法がどんどんなくなっていって、なんというかほんとマニュアルがないと動けない、レシピがないと作れない、そういうのが多くて困る。まあ、俺に実害がないからどうでもいいんだけど。

今はほんとインターネット完備で、マニュアルとか体験談とかがんがん手に入るんで、最初の第一歩の楽しみがない反面、途中までの道のりは平坦で早い。苦労は買ってでもしろとはいうものの、しなくていい苦労はしないほうがいいに決まってる。人間楽なほうがいいもんな。でも、だからこそ人間関係の苦労だとか、自己表現の苦労ってのはマニュアルがほとんど存在しない、あってもうさんくさいのしかないから、敬遠する方向にあるんだろうなあ。

そんな中で、苦労してるあの高校生たちは可愛くてほほえましいのお、というのが見ている理由なのかな。青臭いのが返って今はいいんだよ、多分。

青臭さといえば、この間DVDが届いた時をかける少女。これもしぇーしゅんですよね。切り口がうまいというか。やーらかい光の加減とか、どきどきするような心の移ろいとか、丁寧で凄く好き。買ってから3回は見たから元はとったな。

酔っ払っているので思考があちこちとんでるけど、まあいいや。結局のところあれだ、青春してるのがうらやましいんですよ。モラトリアムなのは。