長い道のり

「ポル・ポト派法廷が30年を経てようやく開廷」:イザ!

1970年代後半、カンボジアのポル・ポト政権(当時)が約170万人もの人を虐殺や餓死に追いやった事件の真相究明と、その責任を問うカンボジア特別法廷が17日、プノンペン郊外の同法廷で政権崩壊から30年をへて初めて開かれた。

これはほんとに長い道のりで、もう道が途切れそうになるところを何とか踏みとどまった感じがする。
とにかく殺しすぎた。まともな知識層を一掃してしまったがために、現政権にもポルポトの元幹部や、関係者を入れないと成り立たないぐらい徹底的にエリート層を排除してしまったので、追求するにしてもどこまで、というラインをどこかに決めないとまたこの国の人材が多く断罪されることになるんじゃないだろうか。
それにしても30年ほどのことなのに、ものすごい昔の話の気がする。同じようなことはダルフールやソマリアでも思うけど、沢山殺されすぎて感覚がおかしくなってるんじゃないだろうか。