なんかすげえタイムリーでフィンランドで事件があった割には、当然ながらまったく話題に上がることもなかった谷山浩子の新譜「フィンランドはどこですか?」を毎日10回ぐらいリピートしながら聴いてる。
相変わらず力の抜けてて、いい感じでMellowになれる曲と、ぶっとびまくった曲が波のように押し寄せてくる作品に仕上がってて、当たり前のできばえに驚かされる。
うまく説明できないんだけど、「まもるくん」あたりのどこか間違いなく精神的におかしくなりそうな曲と、中島みゆきが歌詞を提供した「雪虫 Whisper」が同じアルバムにあって、バランス的に無茶苦茶な筈なのに、うまく収まってるのが35年やってきた技というものなんだろう。後100回ぐらい聴いたらもう少し見えてくるかも。