なんかよくわからんうちに、春の怒涛の新作ラッシュが終わって、夏の新作がぽろぽろ始まっているわけですが、2クールものはだいたい視聴継続中なわけで、ストーリーがある作品はやっぱり見てしまうね、うん。
さて電脳コイルの14話、いろいろ出かけてたりしてたんでやっと見たんだけど、勇子さんの動機がだんだんと見えてきて、どんどんと萌えが高まってきております。優子の淡い思い出と、勇子の頑ななほどのイリーガルへの執着が一本の糸によじれて、そこにハラケンがカンナとともに絡んできて、とてもいい感じに物語が進行中。
そろそろダイチとフミエも絡んできそうな具合も見えてきているので、ますますストーリーとキャラの絡み具合が楽しくなってきているという、まさに良作。演出とかあんまりよーわからんのだが、抑えたトーンと子供特有のダイナミックな動きをうまく使って、画面に奥行きを出している感じはするなあ。NHKもこんなアニメを量産するなら金払ってもいいぞ。その代わりメディアで出すときはちゃんとHD規格で出してくれないと困る。抑えたトーンと、電脳世界の描写は普通のサイズじゃつぶれちまうだろ。